楽天は格安SIMの中でも人気が高いと評判です。
いいところは多いのですが、あえて楽天モバイルを使ってみた感想としてここが使い心地が悪かったなあと思った点をあげてみます。
目次
楽天スーパーポイントアップ
楽天モバイルに加入すると楽天スーパーポイントアップでポイントがブラス2倍になります。
なので楽天モバイルはお得な理由とされています。
でも楽天ポイントがプラス2倍となるのは楽天市場での買い物にだけ適用されるのです。
私は楽天カードはよく使っているので楽天ポイントは結構たまるのですが、楽天市場以外でのカード利用ではポイントアップの対象ではありません。
ここを勘違いされている人はいるんじゃないでしょうか。
普段楽天市場をあまり利用しない人にとっては楽天モバイルでポイントアップのメリットが少ないのです。
自分の過去に楽天市場を利用したのはどれぐらいなのか明細を見てみると楽天ふるさと納税の利用以外で買い物をあまりしていませんでした。
割引は1年目だけ
楽天モバイルのスーパーホーダイプランSが1,480円なのでお得だなと思ってもそれは1年目だけの料金です。
2年目以降は2,980円になり、2年トータルで53,520円の支払い額となります。
10分かけ放題が付いており、2年トータルでの料金を他社のかけ放題付きと比較するとあまり料金の違いはありません。
ビッグローブモバイル3GBプラン10分かけ放題付きだと月額2,430円で2年間の料金は58,320円です。
比較したプランの楽天モバイルはデータ量2GBでBIGLOBEモバイルは3GBなので料金差はもっと縮まります。
楽天モバイルの場合は、月額料金が上がる2年目以降は心理的に高くて嫌だと感じる人もいるでしょう。
通信速度が混雑する時間帯は遅い
これは他の格安SIMにも共通する問題ですが、通信速度が混雑する時間帯は遅くなります。
格安SIMの現状は、安い月額料金と引き換えに平日昼休みの時間帯などみんながスマホを見る混雑時の通信速度の遅さを我慢することが前提となってしまっています。
悪い点もあるがそれを上回るメリットもある
ここまでは敢えて楽天モバイルのデメリットとも言える悪い点を書きました。
でもやはり人気の楽天モバイルですからデメリットを打ち消すメリットがあります。
楽天スーパーポイントで支払い可能
楽天スーパーポイントがたくさんたまりがちな人は、楽天モバイルの利用料金にポイントを使えます。
毎月定期的に料金は発生するので、楽天ポイントの消化に向いています。
データ量を消費しない低速モードが優れている
楽天モバイルの隠し技として、低速モードが速いことが挙げられます。
低速が速いって意味わからん!そうですね。
つまり、低速モードに切り替えると遅い速度で我慢する代わりにデータ量は消費しない機能が一部の格安SIMにはあります。
低速モードの速度はだいたい各社200bpsとなっていて、これは画像を読み込むと結構遅いです。
楽天モバイルでは低速モードが、最大1Mbpsとそこそこ使える速度なのです。
だからデータ量を使い切っても低速モードで楽々なのが楽天モバイルの良い点です。
まとめ
楽天モバイルはデメリットはあるけれどそれを上回るメリットがあるよ!と言う話でした。
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