mineoを利用していますと、他の格安SIMとは違った既存ユーザーへの手厚いサービスに満足度が高まるのですが、そんなにサービスしちゃっても大丈夫なの?と反対に心配してしまいます。
例えばmineoのフリータンクの場合、毎月1GBのデータ量を無料で追加できます。ということは、おそらく追加パケットの購入が他の会社に比べると少ないはずです。
あと、聞いたことがない運営会社なので契約しても大丈夫なのか不安に思う方が少なからずいるようです。
万が一にもmineoの運営が苦しくなると利用者として困りますので、経営状況について調査してみました。
mineo(マイネオ)の運営はどんな会社なの?
mineoを運営するのは「株式会社オプテージ」という会社で、関西電力の連結子会社です。
2019年4月に「株式会社ケイ・オプティコム」から社名変更しています。
関西電力グループであることは、関西にお住まいでない方にはあまり知られていないかも知れません。
関西では光ファイバーの「eo光」で有名なのです。CMがバンバン流れています。
オプテージの歴史は、
昭和63年4月に「関西設備通信サービス株式会社」として設立されました。
平成31年4月に現社名へ商号変更されています。
資本金は330億円、従業員数は2,588人
事業内容は、
- 電気通信事業(個人向インターネット接続サービス・法人向通信サービス)
- 有線一般放送事業
- 電気通信設備の賃貸
と関西電力グループでは重要な子会社の位置づけです。
mineoは安心できるのでしょうか?
関西電力の連結決算では、情報通信事業セグメントを構成する9社の中にオプテージが位置付けされています。
光インターネット・光電話・光テレビを総合した「eo光」ブランドを近畿エリアで展開しています。
2016年度末の「eo光」の加入件数は159万件となり、前年より4%も加入者が増加した影響で、関西電力連結では、旧ケイ・オプティコムを含む情報通信事業の売上高が1,748億円と前年より40億円増収となりました。
ただ、mineoの初期投資・販売促進・広告宣伝などの拡充費用がかかり、営業利益は173億円と前年比10億円の減益となったようです。
オプテージ会社全体では充分な利益が出ていて安定していますが、mineo事業としては、今の段階ではまだ利益を出せる状況ではなく、光ファイバ通信「eo光」の安定した利益が基盤となって成り立っていると読み取れます。
関西電力の中期経営計画によると、mineoのMVNOはトップシェアグループ入りを目指し、経営資源の集中投下とプロモーション強化に取り組むと記載されています。
まとめ
「オプテージ」は平成26年に携帯電話に参入して2年目で、今後格安SIM契約者が増えていくと見込まれることから現在は投資の時期で利益回収はこれからではありますが、会社経営として立ち行かなくなるような心配はなさそうです。
カタカナの社名なので新興のIT企業と誤解されがちですが、資金力のある関西電力グループですので安心してmineoを利用できると言えそうです。
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